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  • 【絶対間違えない】着物の”右前”ってどっちが上?左前はなぜダメ?見分けるコツ5つをご紹介

    着物初心者の方にありがちなのが「どちらの衿が上?」という疑問です。自分で着付けるときに必ずクリアしなければならないところなので、絶対に間違えないポイントをご紹介いたします。 右前・左前ってなに? 着物の着付けの際に登場する言葉の「右前」「左前」とは、衿合わせのことです。 通常の着付けでどちらが用いられるかというと、「右前」が正解です。反対の「左前」になってしまうと、古くから縁起が悪いとされており、葬儀で亡くなられた方が経帷子という着物の着方になってしまいます。 さて、では「右前」はどのような形かと言うと、自分から見て右側が下、その上に左側の身ごろが重なっている状態です。これは男女関係なく、同じです。洋服の身ごろの合わせ方が、男性は着物でいう右前、女性は左前となっているため、女性の方が混乱しやすいので注意が必要です。 なぜ右前の決まりになった? 着物の右前がルール付けられたのは、719年で奈良時代のことです。元正天皇によって発令された衣服令の中の「右衽着装法(うじんちゃくそうほう)」で、すべての衣服は右前で着るということが定められました。 今、これを守らないから罰則があるという訳では決してありませんが、伝統として今日まで守られています。 右前を絶対に間違えないコツ ①「右」を「前(先)」に着付ける 一番のおすすめは、「右前」の意味を理解することです。右前と言われると、右が前に出ていると誤解されがちですが、そうではありません。 右前の「前」には、「先」という意味があります。その通りに右側の身ごろを先に、左側を後に着付けると、「右前」が完成します。 ②自分から見て「右が”手前”」になるようにする 自分から見て、「右」側の衿元が自分の「手前」になるのが『右前』です。この覚え方であれば、鏡を見たとしても混乱しません。 ③右手が入る 手を衿元に入れようとしたとき、右手が入るのが「右前」の状態です。 着物にはポケットがない代わりに、ハンカチや貴重品、扇子などを懐にしまうことがあります。9割以上が右利きなので、右利きの人が出し入れしやすいのが右前です。 ④女性の場合、洋服と逆 混乱してしまう原因の一つが、着慣れている洋服と違うためです。洋服の場合、男性が着物でいう「右前」、女性が「左前」の状態が通常の衿合わせです。 女性は普段と逆のため違和感がある方も多いですが、それを逆手にとって、「普段のブラウスと逆」と確認するとよいでしょう。 ⑤相手から見て「yの字」になる これは自分で確認しにくいのですが、相手から見て衿元が「y」の形になっていれば正しい右前になっています。 自分で着付けるというよりは、誰かに着付けてあげる機会に役立つ見分け方と言えます。 現代ならではの“右前の落とし穴” 先に述べたように、着付けの際に右前をしっかり確認して外出したとします。普通に歩いている分には特に問題はありません。ところが、写真を撮る機会があったときは、要注意です。なぜかというと、思い出を残すために皆さんお友達と自撮りをする方も多いと思いますが、その際に写真が反転して撮影されることがかなりの確率であるのです。 撮った写真をSNSにアップする際に、反転したまま載せてしまうと、せっかく確認した衿合わせが誤って左前にしてしまっているように見えてしまいます。そのため、カメラアプリの設定で自撮りの際の鏡モードをオフにしたり、撮影してSNSに載せる前に反転しなおすという作業を挟む必要があります。 たいていの方はアプリの関係で反転してしまっているとわかると思いますが、気になる方は、そのあたりも確認をするとよいでしょう。 さいごに 右前を正しく見分けられるポイントは見つかりましたか?覚え方は人それぞれなので、自分に合った方法で覚えて着付けを楽しんでみてください。

  • 【初心者必見】着物のサイズの選び方・採寸方法

    洋服を買う際に、自分のサイズがわからないという方はあまりいませんが、普段着物を着ない方は、どのようなサイズの着物を着ればいいかわからないという方も多いでしょう。 着物のいいところはサイズが合わなくても着られるところでもありますが、自分の体に合ったものは着崩れにくく、快適に過ごすことができます。 今回は、初心者向けに最低限ここを知ってほしい、という部分をピックアップし、着物の各パーツの名称と、採寸方法、どのパーツと対応するかを解説していきます。 着物のサイズを表す箇所の名称 身丈(みたけ) 身丈とは、簡単に言うと着物の長さです。肩口から裾までの長さを測ります。 『身丈=自分の身長』が一番ぴったりのサイズとなります。ただ、前後5cm以内であれば、問題なく着ることができます。それ以上差があっても着ることはできますが、短い場合おはしょりが短くなる、また対丈(ついたけ)で着ることになります。長いときは着付け方で調整することはできますが、もたつきや着崩れの原因になるため、できれば大きすぎない方がよいでしょう。 裄丈(ゆきたけ) 裄丈とは、腕の長さを指します。着物のどこに対応するかというと、衿の中心(背中心)から袖の先までの長さになります。 体を測る際は、肩と背骨の交差する部分から肩先を通って手首までの長さを測ることになります。腕下方向にを斜め45度くらいにすると正確に測れます。測った長さと同じとするのが一般的です。ただ、動きやすさから少し短めに着る方、寒い時期は少し長めがいいという方などがいらっしゃいます。 袖丈(そでたけ) 袖丈は、裄丈と混同しやすいですが、腕の長さではなく袖の上から下までの長さを指します。 先の二つとは違い、気姿や着崩れにくさよりは、TPOに関わってきます。袖丈が長いものから順に大振袖、中振袖、二尺袖、通常の着物、となります。 通常の着物の標準は49cm前後です。袖丈は、下に着る襦袢や上に着る羽織とサイズが合っていると隙間ができたり余ったりせずにきれいに着ることができます。 前巾・後巾(まえはば・うしろはば) 前巾と後巾は、前側の半分または後川半分の端から端までの長さで、腰回りのサイズに関わります。前巾×2、後巾×2の合計が腰回りの長さとなります。ただ、着物には衽(おくみ)と言われる15cm程度の幅もありますので、長さが足りなくても多少の余裕はあります。 着物以外の小物のサイズは? 着物本体(長着)以外の帯や襦袢のサイズも知っておきましょう。 長襦袢 長襦袢は着物の下に着ます。長襦袢のサイズは、身長×0.85の身丈がぴったりのサイズとなります。もしくは、身長-25cm前後であれば女性の身長であれば問題なく着られるサイズとなります。 『長襦袢の身丈 = 身長×0.85』 帯 帯には半幅帯、名古屋帯、袋帯といった種類があります。半幅帯と袋帯の多くは約4mで作られているものが多く、結び方も様々なので、あまり長さに神経質になる必要はありません。 名古屋帯に関しては、基本的にお太鼓結びか銀座結びにすることが多いため、ある程度ちょうどよい長さが決まってきます。全通と言われる全体に柄が入ったものではなく、ワンポイントの柄であれば、なおさらサイズが合っていないときれいに柄が出ません。名古屋帯の一般的な長さは3m50cm前後で、普通体型の方であればちょうどよいサイズになります。長い分には調整がききますが、これ以上短いときれいに帯の形が作れなかったり、着崩れてしまったりします。 サイズの合わない着物はどうする? 着物のサイズについて詳しくお話してきましたが、サイズが合わないからと言って着られないわけではありません。例えば、身丈が短い場合はおはしょりを作らずに対丈で着たり、おはしょりを作る代わりに裾を短く着付け、中にプリーツスカートを履いて裾から見せたり、といった着方もあります。 また、アンティーク着物は裄の短いものも多く、フリルなどの付け袖を活用する場合もあります。 アレンジして着るのではなく、お直しに出してしまうというのも一つの手です。ただ、裄丈が長い場合に短く詰めるなどは可能ですが、長さ出しには限界があるので、お店で確認してもらいましょう。 まとめ 自分のサイズに合った着物を着ることは、気姿が美しくなるだけでなく着崩れの防止や動きやすさにもつながります。マイサイズに仕立てられれば一番いいのですが、初心者にはハードルが高いのも事実です。まずは仕立て上がりの着物や、アンティーク・中古の着物から始められる方が多いと思われますので、購入際に、ぜひ参考にしてみてください。

  • 【AR×屋形船】まるで江戸時代にタイムスリップしたようなAR技術と楽しむ屋形船ツアー

    屋形船東京都協同組合は、ARと屋形船を融合させた新らしいエンターテイメントの創出に挑戦。応募フォームの回答で先着100名様に無料乗船チケットをプレゼントされます。 江戸時代の生活を再現!ARによる体験型アクティビティ 今回の企画は、かつての江戸時代の賑わいをARで再現し、浅草や東京湾と融合させるという取り組みです。スマートフォンやタブレットでQRコードを読みm取ると、画面に江戸時代の登場人物が出現。屋形船から見える景色と重なり、タイムスリップしたような感覚で非日常感が増します。 新型コロナウイルスの感染拡大で、大きなダメージを受けた屋形船業界。苦境を新たな顧客層開拓へのチャンスと捉え、この取り組みが生まれました。 最新技術のARと、一見交わらない江戸文化との融合をぜひご体験してみてはいかがでしょうか。 無料乗船詳細 <一般向け>・日時: 2022年1月15日(土)16日(日)  13:00 - 17:30のうち60分の乗船・場所: 浅草・台場・コース: 60分のスカイツリーまたは台場周遊・その他: ご自身のスマートフォンで江戸時代の様子を体現できる体験あり。飲食は含まれません。 無料乗船会・応募フォーム 【Application Form】Time Travel Cruising on Japanese traditional boat → https://forms.gle/oErMcraS76K3jhJj8※本事業では外国籍の方も招待する為、英語・日本語で記載しています。 < 始動の背景と目的 >屋形船東京都協同組合は、歴史ある屋形船と現代技術のそれぞれの強みを活かした、新たなサービスとしてこちらのサービスを開始。 需要の減少や、事業者の高齢化といった慢性的な問題を抱えている中、コロナウイルスが直撃しましたが、特別な体験と日本の文化を届けたい思いから生まれたとのこと。 コロナ禍で旅行や催し物が制限されている今、日常に物足りなさを感じている方に対して、「かけがえのない体験」や「非日常的な空間」をより多くの人に提供することを目指しています。 ※本企画は東京都主催「新しい日常対応型業界活性化プロジェクト」に伴った内容になっています。https://www.tokyochuokai.or.jp/sienseido/jyoseijigyou/groupsenryaku.html 【団体概要】 団体名:屋形船東京都協同組合所在地:​​​​東京都台東区柳橋1-5-11篠塚ビル3F代表者:高橋呂美HP:https://www.yakatabune-kumiai.jp/ 【お問い合わせ先】 運営:NOFATE株式会社担当者名:南條 佑佳TEL:03-6416-4265 (平日9:00‐18:00)e-mail:yakatabune@no-fate.co.jp

  • 快適に着物を着よう!着物の季節を解説

    着物を快適に着るためには、気候や気温に合ったものを選ぶことが重要です。気候に合わせて、寒い季節には暖かくする工夫を、暑い夏には涼しく過ごすための工夫が着物にはなされています。また、日本には昔から季節を大切にする風習がありました。仕立て方や素材、見た目の変化とともに着物を着る楽しみを味わってみてください。 着物に季節はある?月別に解説 着物には大きく分けて「袷(あわせ)」「単衣(ひとえ)」「薄物(うすもの)」の3つの種類があります。それぞれ特徴を解説していきます。 袷 袷は、文字通り表地と裏地の2枚の布を合わせて作られます。布が重なっているので、冬にも暖かく過ごせます。時期的に成人式の振袖は合わせである場合が多いです。胴裏と八掛(はっかけ)という部分に分けられ、袖口や八掛は着て動くと見える部分でもあるため、表地に合わせて色合いになっている場合もあります。適応時期:1月~5月、10月~12月 単衣 単衣は、裏地のない1枚の生地で作られます。袷よりも軽く、涼しく過ごすことができます。一般的に6月と9月に着るものとされていますが、下に着る襦袢や下着などで調整しやすいので春や秋には非常に重宝します。適応時期:6月、9月 薄物(夏着物・浴衣) 夏に着る涼しさに特化した夏用の着物を薄物と言います。薄物には、夏着物と浴衣があります。裏地はなく、紗(しゃ)や絽(ろ)といった透ける程薄い織り方の織物で作られます。格でいうと、絽がフォーマル、紗はカジュアル寄りです。中に着るものが透けるので、襦袢の色にも気を遣う必要があります。 浴衣は湯上りの寝間着として使用されていた歴史があります。また、暑い夏のカジュアル着としても使用されてきました。浴衣と夏着物の違いは、①襦袢を着るか②透け感があるか③足袋を履くか④合わせる帯の格 などで見分けることができます。しかし、現代では浴衣を着物風に着ることもあるので一概には言えません。あまり神経質に線引きをせず、おしゃれとして楽しむのがよいでしょう。 着物カレンダー 目安となる月は上の図のようになっています。ただ、あくまで目安なので、例えば5月で20度を越えるような暖かい日に無理して袷を着ないといけないわけではありません。状況に合わせて判断してみてください。 温度調整には素材も大切 着物の素材によっても、保温性や通気性が変わってきます。 正絹は保温性と通気性に優れるため、寒い季節に最適です。また、ウールは羊毛コートが暖かいように単衣でも袷と同じくらい暖かいものもあります。 春~夏、初秋にかけての単衣や、浴衣に用いられることが多い綿は吸湿性もあり、暑い季節によく用いられます。麻の素材で作られた着物も通気性がいいので夏におすすめです。 ポリエステルは熱が籠りやすいため、夏にはあまり向きません。 着物の季節と柄 日本は季節を大切にする文化があるため、着物の柄と切っても切れない関係です。 季節による柄の違い 季節を感じる着物の柄は、自然文様が代表的です。四季折々の草花や自然現象をモチーフにした柄は定番で用いられます。春の桜、初夏や夏の紫陽花、秋の紅葉、冬は椿など、花の種類に限っても多数存在し、我々の目を楽しませてくれます。 その季節のものを取り入れる場合もありますが、反対に暑い季節だからこそ、雪の結晶の柄や冷たい色味の夏着物や浴衣を着て涼を取る、という場合もあります。 柄を先取りするとは? 季節に合う柄の着物を着るのはわかりやすい基準ですが、さらに深く知っていくと、花であれば、その花の咲くピークの季節ではなく、半月ほど早く着るのが粋、とされます。これは先取りしなければならないという訳ではなく、あくまでトレンドを先取りするのがおしゃれ、とう感覚的なものです。 季節に合った着こなしのコツ 季節に関わらず、着付け方法は大きく変わりません。しかし、寒い時期に暖かく、暑い時期に涼しく着るために、少し変化を付けることはよくあります。 冬は着物の下にたくさん着こんだり、襦袢も袷のものを用いたりして暖かく着ることができます。現代の衣服を用いて、襦袢や肌着だけでなくタイツ(レギンス)を履いたり、ヒートテックを着たりすることで、暖かさがかなり変わります。ただし、裾や袖口から見えてしまうこともあるので注意が必要です。夏の時期は、通気性をよくするために襟元を通常よりもゆったり着付けることもあります。帯の間に保冷剤をはさむのもおすすめです。 まとめ 今回は、季節によってどのような着物を着ると快適に過ごせるか、解説してきました。 昔からの基準はありますが、それらは快適に過ごすための目安として伝えられてきたものです。何月だからこの着物は着なければならない、と囚われずに、その都度快適な着物を選んで着ましょう。

  • 【絶対間違えない】着物の”右前”ってどっちが上?左前はなぜダメ?見分けるコツ5つをご紹介

    着物初心者の方にありがちなのが「どちらの衿が上?」という疑問です。自分で着付けるときに必ずクリアしなければならないところなので、絶対に間違えないポイントをご紹介いたします。 右前・左前ってなに? 着物の着付けの際に登場する言葉の「右前」「左前」とは、衿合わせのことです。 通常の着付けでどちらが用いられるかというと、「右前」が正解です。反対の「左前」になってしまうと、古くから縁起が悪いとされており、葬儀で亡くなられた方が経帷子という着物の着方になってしまいます。 さて、では「右前」はどのような形かと言うと、自分から見て右側が下、その上に左側の身ごろが重なっている状態です。これは男女関係なく、同じです。洋服の身ごろの合わせ方が、男性は着物でいう右前、女性は左前となっているため、女性の方が混乱しやすいので注意が必要です。 なぜ右前の決まりになった? 着物の右前がルール付けられたのは、719年で奈良時代のことです。元正天皇によって発令された衣服令の中の「右衽着装法(うじんちゃくそうほう)」で、すべての衣服は右前で着るということが定められました。 今、これを守らないから罰則があるという訳では決してありませんが、伝統として今日まで守られています。 右前を絶対に間違えないコツ ①「右」を「前(先)」に着付ける 一番のおすすめは、「右前」の意味を理解することです。右前と言われると、右が前に出ていると誤解されがちですが、そうではありません。 右前の「前」には、「先」という意味があります。その通りに右側の身ごろを先に、左側を後に着付けると、「右前」が完成します。 ②自分から見て「右が”手前”」になるようにする 自分から見て、「右」側の衿元が自分の「手前」になるのが『右前』です。この覚え方であれば、鏡を見たとしても混乱しません。 ③右手が入る 手を衿元に入れようとしたとき、右手が入るのが「右前」の状態です。 着物にはポケットがない代わりに、ハンカチや貴重品、扇子などを懐にしまうことがあります。9割以上が右利きなので、右利きの人が出し入れしやすいのが右前です。 ④女性の場合、洋服と逆 混乱してしまう原因の一つが、着慣れている洋服と違うためです。洋服の場合、男性が着物でいう「右前」、女性が「左前」の状態が通常の衿合わせです。 女性は普段と逆のため違和感がある方も多いですが、それを逆手にとって、「普段のブラウスと逆」と確認するとよいでしょう。 ⑤相手から見て「yの字」になる これは自分で確認しにくいのですが、相手から見て衿元が「y」の形になっていれば正しい右前になっています。 自分で着付けるというよりは、誰かに着付けてあげる機会に役立つ見分け方と言えます。 現代ならではの“右前の落とし穴” 先に述べたように、着付けの際に右前をしっかり確認して外出したとします。普通に歩いている分には特に問題はありません。ところが、写真を撮る機会があったときは、要注意です。なぜかというと、思い出を残すために皆さんお友達と自撮りをする方も多いと思いますが、その際に写真が反転して撮影されることがかなりの確率であるのです。 撮った写真をSNSにアップする際に、反転したまま載せてしまうと、せっかく確認した衿合わせが誤って左前にしてしまっているように見えてしまいます。そのため、カメラアプリの設定で自撮りの際の鏡モードをオフにしたり、撮影してSNSに載せる前に反転しなおすという作業を挟む必要があります。 たいていの方はアプリの関係で反転してしまっているとわかると思いますが、気になる方は、そのあたりも確認をするとよいでしょう。 さいごに 右前を正しく見分けられるポイントは見つかりましたか?覚え方は人それぞれなので、自分に合った方法で覚えて着付けを楽しんでみてください。

  • 【初心者必見】着物のサイズの選び方・採寸方法

    洋服を買う際に、自分のサイズがわからないという方はあまりいませんが、普段着物を着ない方は、どのようなサイズの着物を着ればいいかわからないという方も多いでしょう。 着物のいいところはサイズが合わなくても着られるところでもありますが、自分の体に合ったものは着崩れにくく、快適に過ごすことができます。 今回は、初心者向けに最低限ここを知ってほしい、という部分をピックアップし、着物の各パーツの名称と、採寸方法、どのパーツと対応するかを解説していきます。 着物のサイズを表す箇所の名称 身丈(みたけ) 身丈とは、簡単に言うと着物の長さです。肩口から裾までの長さを測ります。 『身丈=自分の身長』が一番ぴったりのサイズとなります。ただ、前後5cm以内であれば、問題なく着ることができます。それ以上差があっても着ることはできますが、短い場合おはしょりが短くなる、また対丈(ついたけ)で着ることになります。長いときは着付け方で調整することはできますが、もたつきや着崩れの原因になるため、できれば大きすぎない方がよいでしょう。 裄丈(ゆきたけ) 裄丈とは、腕の長さを指します。着物のどこに対応するかというと、衿の中心(背中心)から袖の先までの長さになります。 体を測る際は、肩と背骨の交差する部分から肩先を通って手首までの長さを測ることになります。腕下方向にを斜め45度くらいにすると正確に測れます。測った長さと同じとするのが一般的です。ただ、動きやすさから少し短めに着る方、寒い時期は少し長めがいいという方などがいらっしゃいます。 袖丈(そでたけ) 袖丈は、裄丈と混同しやすいですが、腕の長さではなく袖の上から下までの長さを指します。 先の二つとは違い、気姿や着崩れにくさよりは、TPOに関わってきます。袖丈が長いものから順に大振袖、中振袖、二尺袖、通常の着物、となります。 通常の着物の標準は49cm前後です。袖丈は、下に着る襦袢や上に着る羽織とサイズが合っていると隙間ができたり余ったりせずにきれいに着ることができます。 前巾・後巾(まえはば・うしろはば) 前巾と後巾は、前側の半分または後川半分の端から端までの長さで、腰回りのサイズに関わります。前巾×2、後巾×2の合計が腰回りの長さとなります。ただ、着物には衽(おくみ)と言われる15cm程度の幅もありますので、長さが足りなくても多少の余裕はあります。 着物以外の小物のサイズは? 着物本体(長着)以外の帯や襦袢のサイズも知っておきましょう。 長襦袢 長襦袢は着物の下に着ます。長襦袢のサイズは、身長×0.85の身丈がぴったりのサイズとなります。もしくは、身長-25cm前後であれば女性の身長であれば問題なく着られるサイズとなります。 『長襦袢の身丈 = 身長×0.85』 帯 帯には半幅帯、名古屋帯、袋帯といった種類があります。半幅帯と袋帯の多くは約4mで作られているものが多く、結び方も様々なので、あまり長さに神経質になる必要はありません。 名古屋帯に関しては、基本的にお太鼓結びか銀座結びにすることが多いため、ある程度ちょうどよい長さが決まってきます。全通と言われる全体に柄が入ったものではなく、ワンポイントの柄であれば、なおさらサイズが合っていないときれいに柄が出ません。名古屋帯の一般的な長さは3m50cm前後で、普通体型の方であればちょうどよいサイズになります。長い分には調整がききますが、これ以上短いときれいに帯の形が作れなかったり、着崩れてしまったりします。 サイズの合わない着物はどうする? 着物のサイズについて詳しくお話してきましたが、サイズが合わないからと言って着られないわけではありません。例えば、身丈が短い場合はおはしょりを作らずに対丈で着たり、おはしょりを作る代わりに裾を短く着付け、中にプリーツスカートを履いて裾から見せたり、といった着方もあります。 また、アンティーク着物は裄の短いものも多く、フリルなどの付け袖を活用する場合もあります。 アレンジして着るのではなく、お直しに出してしまうというのも一つの手です。ただ、裄丈が長い場合に短く詰めるなどは可能ですが、長さ出しには限界があるので、お店で確認してもらいましょう。 まとめ 自分のサイズに合った着物を着ることは、気姿が美しくなるだけでなく着崩れの防止や動きやすさにもつながります。マイサイズに仕立てられれば一番いいのですが、初心者にはハードルが高いのも事実です。まずは仕立て上がりの着物や、アンティーク・中古の着物から始められる方が多いと思われますので、購入際に、ぜひ参考にしてみてください。

  • 【AR×屋形船】まるで江戸時代にタイムスリップしたようなAR技術と楽しむ屋形船ツアー

    屋形船東京都協同組合は、ARと屋形船を融合させた新らしいエンターテイメントの創出に挑戦。応募フォームの回答で先着100名様に無料乗船チケットをプレゼントされます。 江戸時代の生活を再現!ARによる体験型アクティビティ 今回の企画は、かつての江戸時代の賑わいをARで再現し、浅草や東京湾と融合させるという取り組みです。スマートフォンやタブレットでQRコードを読みm取ると、画面に江戸時代の登場人物が出現。屋形船から見える景色と重なり、タイムスリップしたような感覚で非日常感が増します。 新型コロナウイルスの感染拡大で、大きなダメージを受けた屋形船業界。苦境を新たな顧客層開拓へのチャンスと捉え、この取り組みが生まれました。 最新技術のARと、一見交わらない江戸文化との融合をぜひご体験してみてはいかがでしょうか。 無料乗船詳細 <一般向け>・日時: 2022年1月15日(土)16日(日)  13:00 - 17:30のうち60分の乗船・場所: 浅草・台場・コース: 60分のスカイツリーまたは台場周遊・その他: ご自身のスマートフォンで江戸時代の様子を体現できる体験あり。飲食は含まれません。 無料乗船会・応募フォーム 【Application Form】Time Travel Cruising on Japanese traditional boat → https://forms.gle/oErMcraS76K3jhJj8※本事業では外国籍の方も招待する為、英語・日本語で記載しています。 < 始動の背景と目的 >屋形船東京都協同組合は、歴史ある屋形船と現代技術のそれぞれの強みを活かした、新たなサービスとしてこちらのサービスを開始。 需要の減少や、事業者の高齢化といった慢性的な問題を抱えている中、コロナウイルスが直撃しましたが、特別な体験と日本の文化を届けたい思いから生まれたとのこと。 コロナ禍で旅行や催し物が制限されている今、日常に物足りなさを感じている方に対して、「かけがえのない体験」や「非日常的な空間」をより多くの人に提供することを目指しています。 ※本企画は東京都主催「新しい日常対応型業界活性化プロジェクト」に伴った内容になっています。https://www.tokyochuokai.or.jp/sienseido/jyoseijigyou/groupsenryaku.html 【団体概要】 団体名:屋形船東京都協同組合所在地:​​​​東京都台東区柳橋1-5-11篠塚ビル3F代表者:高橋呂美HP:https://www.yakatabune-kumiai.jp/ 【お問い合わせ先】 運営:NOFATE株式会社担当者名:南條 佑佳TEL:03-6416-4265 (平日9:00‐18:00)e-mail:yakatabune@no-fate.co.jp

  • 快適に着物を着よう!着物の季節を解説

    着物を快適に着るためには、気候や気温に合ったものを選ぶことが重要です。気候に合わせて、寒い季節には暖かくする工夫を、暑い夏には涼しく過ごすための工夫が着物にはなされています。また、日本には昔から季節を大切にする風習がありました。仕立て方や素材、見た目の変化とともに着物を着る楽しみを味わってみてください。 着物に季節はある?月別に解説 着物には大きく分けて「袷(あわせ)」「単衣(ひとえ)」「薄物(うすもの)」の3つの種類があります。それぞれ特徴を解説していきます。 袷 袷は、文字通り表地と裏地の2枚の布を合わせて作られます。布が重なっているので、冬にも暖かく過ごせます。時期的に成人式の振袖は合わせである場合が多いです。胴裏と八掛(はっかけ)という部分に分けられ、袖口や八掛は着て動くと見える部分でもあるため、表地に合わせて色合いになっている場合もあります。適応時期:1月~5月、10月~12月 単衣 単衣は、裏地のない1枚の生地で作られます。袷よりも軽く、涼しく過ごすことができます。一般的に6月と9月に着るものとされていますが、下に着る襦袢や下着などで調整しやすいので春や秋には非常に重宝します。適応時期:6月、9月 薄物(夏着物・浴衣) 夏に着る涼しさに特化した夏用の着物を薄物と言います。薄物には、夏着物と浴衣があります。裏地はなく、紗(しゃ)や絽(ろ)といった透ける程薄い織り方の織物で作られます。格でいうと、絽がフォーマル、紗はカジュアル寄りです。中に着るものが透けるので、襦袢の色にも気を遣う必要があります。 浴衣は湯上りの寝間着として使用されていた歴史があります。また、暑い夏のカジュアル着としても使用されてきました。浴衣と夏着物の違いは、①襦袢を着るか②透け感があるか③足袋を履くか④合わせる帯の格 などで見分けることができます。しかし、現代では浴衣を着物風に着ることもあるので一概には言えません。あまり神経質に線引きをせず、おしゃれとして楽しむのがよいでしょう。 着物カレンダー 目安となる月は上の図のようになっています。ただ、あくまで目安なので、例えば5月で20度を越えるような暖かい日に無理して袷を着ないといけないわけではありません。状況に合わせて判断してみてください。 温度調整には素材も大切 着物の素材によっても、保温性や通気性が変わってきます。 正絹は保温性と通気性に優れるため、寒い季節に最適です。また、ウールは羊毛コートが暖かいように単衣でも袷と同じくらい暖かいものもあります。 春~夏、初秋にかけての単衣や、浴衣に用いられることが多い綿は吸湿性もあり、暑い季節によく用いられます。麻の素材で作られた着物も通気性がいいので夏におすすめです。 ポリエステルは熱が籠りやすいため、夏にはあまり向きません。 着物の季節と柄 日本は季節を大切にする文化があるため、着物の柄と切っても切れない関係です。 季節による柄の違い 季節を感じる着物の柄は、自然文様が代表的です。四季折々の草花や自然現象をモチーフにした柄は定番で用いられます。春の桜、初夏や夏の紫陽花、秋の紅葉、冬は椿など、花の種類に限っても多数存在し、我々の目を楽しませてくれます。 その季節のものを取り入れる場合もありますが、反対に暑い季節だからこそ、雪の結晶の柄や冷たい色味の夏着物や浴衣を着て涼を取る、という場合もあります。 柄を先取りするとは? 季節に合う柄の着物を着るのはわかりやすい基準ですが、さらに深く知っていくと、花であれば、その花の咲くピークの季節ではなく、半月ほど早く着るのが粋、とされます。これは先取りしなければならないという訳ではなく、あくまでトレンドを先取りするのがおしゃれ、とう感覚的なものです。 季節に合った着こなしのコツ 季節に関わらず、着付け方法は大きく変わりません。しかし、寒い時期に暖かく、暑い時期に涼しく着るために、少し変化を付けることはよくあります。 冬は着物の下にたくさん着こんだり、襦袢も袷のものを用いたりして暖かく着ることができます。現代の衣服を用いて、襦袢や肌着だけでなくタイツ(レギンス)を履いたり、ヒートテックを着たりすることで、暖かさがかなり変わります。ただし、裾や袖口から見えてしまうこともあるので注意が必要です。夏の時期は、通気性をよくするために襟元を通常よりもゆったり着付けることもあります。帯の間に保冷剤をはさむのもおすすめです。 まとめ 今回は、季節によってどのような着物を着ると快適に過ごせるか、解説してきました。 昔からの基準はありますが、それらは快適に過ごすための目安として伝えられてきたものです。何月だからこの着物は着なければならない、と囚われずに、その都度快適な着物を選んで着ましょう。