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白い砂のアクアトープの聖地と伝統工芸品|アニメ八十八箇所巡り【霊場八】 - QUON

白い砂のアクアトープの聖地と伝統工芸品|アニメ八十八箇所巡り【霊場八】

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白い砂のアクアトープ_アニメ八十八

アニメ八十八箇所巡り・八か所目の霊場は、美しい自然と海洋生物、少女たちの絆が描かれた「白い砂のアクアトープ」の舞台となった沖縄県南城市をクローズアップしてお届けします。

アニメ八十八箇所巡りとは

「アニメ」や「漫画」は世界的に大人気で、ジャパニーズカルチャーをけん引する存在となっています。

現在の日本文化の象徴である「アニメ」と、古来からの日本の文化である伝統工芸品をなんとか融合できないかと考えたのが、この「アニメ八十八箇所巡り」です。

お遍路巡りになぞらえて、日本各地のアニメの聖地とその地域に伝わる伝統工芸品を紹介していきます。

白い砂のアクアトープとは

2021年7月に放送されたP.A.WORKS制作によるテレビアニメです。

沖縄県南城市の水族館を舞台に、美しい海と海洋生物、そして友情を描いた心を紡ぐ物語。

メインキャラクターである2人の少女の絆や葛藤、成長が描かれた作品です。

特に作画に対する評価が高く、美しい風景画や水族館の海洋生物は非常に魅力的なめ、一度見れば心に残る作品と言えるでしょう。

あらすじ

沖縄に住む18歳の女子高生・海咲野くくるは、祖父が営む「がまがま水族館」の業務を館長代理として手伝っています。

くくるは、東京で居場所をなくし、逃避行で沖縄にやってきた元アイドルの宮沢風花と出会い、風花を「がまがま水族館」で雇うことになります。

「がまがま水族館」は老朽化で閉館が決まっていましたが、存続させたいくくるは、風花たちと協力してさまざまなイベントを開催するなど日々奮闘します。

しかし、水族館は老朽化の影響で雨漏りや停電が起き、生き物を守れないと悟ったくくるは閉館を受け入れることに。

水族館が閉館した後、風花には映画主演の話が舞い込み、夢を追いかけて欲しいくくるは風花の背中を押すが…

あらすじ
のアイコン画像

今回は、白い砂のアクアトープのモデルとなった長沖縄県南城市の紹介と、南城市の伝統工芸や郷土芸能を紹介していきます。

【聖地巡礼】白い砂のアクアトープに登場する沖縄県南城市の場所は?

白い砂のアクアトープの聖地は沖縄県南城市です。

アニメにも登場するシーンの場所は、聖地とされているので紹介していきます。

  • 白い砂のアクアトープの聖地1:あざまサンサンビーチ
  • 白い砂のアクアトープの聖地2:ニライカナイ橋(国道331号線)
  • 白い砂のアクアトープの聖地3:久手堅ビーチ
  • 白い砂のアクアトープの聖地4:百名バスターミナル
  • 白い砂のアクアトープの聖地5:残波岬

それぞれの描かれたシーンとストーリーを踏まえ聖地について解説していきますね。

白い砂のアクアトープの聖地1:あざまサンサンビーチ

あざまサンサンビーチは、南城市を代表するビーチのひとつ。

作中には1話から登場する場所で、白い砂浜と美しく透明な海が特徴的です。

海水浴はもちろん、マリンスポーツ、バーベキューもできるマルチビーチで、シーズンには多くの人が訪れます。

『あざまサンサンビーチ』の詳細

  • 住所:沖縄県南城市知念字安座真1141-3
  • アクセス:那覇から車で約50分

白い砂のアクアトープの聖地2:ニライカナイ橋(国道331号線)

ニライカナイ橋(国道331号線)は、ニライ橋とカナイ橋が合わさっているためニライカナイ橋と呼ばれています。

国道331号線に位置し、橋の頂上には展望台とトンネルがあり、展望台からの眺めは南城市の絶景スポットです。

風花が海岸からフラフラと歩くシーンの背景にニライカナイ橋が映っていますね。

『ニライカナイ橋(国道331号線)』の詳細

  • 住所:沖縄県南城市知念字知念
  • アクセス:那覇空港から車で約30分

白い砂のアクアトープの聖地3:久手堅ビーチ

久手堅ビーチは、南城市知念岬の麓にあり、潮の満ち引きで歩ける箇所が変わります。

干潮時であれば、沖の方まで歩いていけます。

ダイビングや釣りのスポットとしても人気なビーチです。

『久手堅ビーチ』の詳細

  • 住所:沖縄県南城市知念久手堅
  • アクセス:那覇空港から車で48分

白い砂のアクアトープの聖地4:百名バスターミナル

出典元:FOURSQUARE

百名バスターミナルは、琉球バス交通のバスターミナルです。

作中では、1話で風花がバスに乗り、百名バスターミナルで下車しています。

実際の写真と比較すると、バスターミナル付近の建物や風景がそっくりですね。

アニメでの再現度が高いほど、聖地巡礼した際の感動は大きいので、ファンにはたまらない場所です。

『百名バスターミナル』の詳細

  • 住所:沖縄県南城市玉城字百名772-1
  • アクセス:那覇バスターミナルから約50分

白い砂のアクアトープの聖地5:残波岬

残波岬は、沖縄本島の南側に位置し、東シナ海に面する岬です。

1話で登場する、くくるの家の前の祠は、残波岬にある西崎原神之屋がモデルになっています。

かつては航海安全、武運長久を祈願したとされ、広い海と空を一望できる人気のスポットでもあります。

近くの灯台には登ることができ、晴れていれば粟国島、渡名喜島、久米島などを観ることも可能です。

『残波岬』の詳細

  • 住所:沖縄県中頭郡読谷村宇座
  • アクセス:読谷バスターミナルから徒歩40分

沖縄県南城市の伝統文化

南城市は南風原町、八重瀬町に隣接している沖縄本島の南側に位置します。
南城市周辺には、古くから伝わる多くの伝統文化、工芸品、芸能があるので紹介していきます。

  • 伝統工芸1:織物(琉球びんがた・琉球藍染・ミンサー織り等)
  • 伝統工芸2:琉球ガラス
  • 伝統工芸3:ヤムチン(焼物)
  • 伝統芸能1:エイサー
  • 伝統芸能2:組踊
  • 郷土料理1:沖縄そば・ソーキそば
  • 郷土料理2:中身汁
  • 郷土料理3:チャンプルー

それぞれ場所と画像で詳しく解説していきますね。

伝統工芸1:織物(琉球びんがた・琉球藍染・ミンサー織り等)

南城市を含め、沖縄県には織物の伝統工芸品が多数あります。

琉球びんがたは、沖縄の地で生まれ育った唯一の染物で、色彩豊かな「紅型」と藍色だけを使用した「藍型」に分かれます。

起源は13世紀の琉球王朝時代とされ、中国や東南アジアの影響もあり、派手な色使いが特徴です。

また、琉球藍で染めた琉球藍染や約400年の歴史を持つミンサー織りなど、さまざまな織物が職人の手で作られています。

Tシャツや着物、バック、ポーチなどの商品があり、沖縄土産としても人気が高い工芸品です。

伝統工芸2:琉球ガラス

琉球ガラスは、明治時代中期頃に発展した沖縄のガラス製品を指します。

第二次世界大戦後、ガラス工房やガラスの原料が不足している状況で、駐留米軍の廃瓶を再利用することで作られていた時期もありました。

丸みを帯びた形状や模様のような気泡、青や赤などの豊かな色使いが特徴的な可愛らしいガラスです。

沖縄県では手作りガラス工房がいくつかあり、琉球ガラスを実際に自分で作る体験なども行われています。

伝統工芸3:ヤムチン(焼物)

「ヤムチン」とは、沖縄の方言で焼き物のことを指します。

沖縄が琉球王国と呼ばれていた時代に、やちむんの基礎となる「壺屋焼」が生まれます。明治時代に入ると「民藝運動」によって、日用品としての美が認められ、やちむんは全国各地に広まりました。

食器類の商品が多く、鮮やかな絵付けと沖縄らしさを表現した模様が特徴の工芸品です。

沖縄県中部に位置する読谷村は、「ヤムチンの里」として知られており、70以上の陶房が集結しています。

伝統芸能1:エイサー

エイサーとは、沖縄県の伝統芸能のひとつで、旧盆(7月15日)に行われる盆踊りです。

お盆に戻ってくる先祖の霊を送迎するため、若者たちが歌と囃子に合わせ踊りながら各地を歩きます。

太鼓を叩く賑やかな踊りは全国的にも有名で、沖縄県では夏の風物詩とされています。

伝統芸能2:組踊

組踊はセリフ、音楽、所作、舞踊によって構成される琉球の歌舞劇です。

スタイルは能や狂言に近いですが、音楽に琉球音楽、舞踊に琉球舞踊、セリフに琉球語首里方言を使用するのが特徴と言えます。

国の重要無形文化財に指定されているほか、2010年にユネスコ無形文化遺産リストに登録されました。

郷土料理1:沖縄そば・ソーキそば

沖縄そば・ソーキそばは沖縄を代表する郷土料理です。

沖縄そば=ソーキそばと勘違いされることも多いのですが、沖縄そばは豚肉の三枚肉が乗ったもので、ソーキそばはスペアリブが乗っています。

スープは、豚骨とカツオの出汁を組み合わせて作られているものが多く、あっさりとした味わい。

そのままあっさり味で食べることもいいですが、トッピングで味の濃いものを付けるのも人気です。

郷土料理2:中身汁

中身汁は、豚のモツを使った汁物で沖縄の郷土料理です。

沖縄ではお盆やお正月など、お祝い事の際によく出され、一般家庭だけでなくお店でも食べられる庶民的な料理。

かつお出汁をベースとして、シイタケなどが一緒に入っていることが多いそうです。

下処理をしっかり行えば、内臓を使っているにもかかわらず、臭みを出さずに美味しく召し上がれますよ。

郷土料理3:チャンプルー

チャンプルーとは、沖縄地方で「混ぜこぜにしたもの」を意味します。

さまざまな材料を一緒にして炒め合わせる総称で、「ゴーヤーチャンプルー」「タマナーチャンプルー」などが有名ですね。

チャンプルーには、沖縄特産の島豆腐を用いたり、さまざまな野菜が炒め物の材料として使われます。

「これがチャンプルーだ!」という定義は曖昧ですが、強いて言うなら沖縄特有の食材が入っていることでチャンプルーと呼ばれるのではないでしょうか。

聖地巡りをした人の口コミ

白い砂のアクアトープ聖地巡礼☀

第4話 玻名城ビーチのシーンです♫

引用元:大空の海原に@ark197645

ショートボード買ってカブにくくりつけて湘南に通ったり、沖縄に飛んで白い砂のアクアトープ聖地巡礼やら水族館やら…

4枚じゃ足りない…

引用元:とげし*🏍🏄🏕10/9大洗MLS3@toge_shi

白い砂のアクアトープ聖地巡礼であざまサンサンビーチに来ました。 #白い砂のアクアトープ #聖地巡礼

引用元:ヒロ@戦慄のアニオタ@hiro_senritu

白い砂のアクアトープ聖地巡礼で朝から国際通りを散歩中。風花の足跡を辿ります。 #白い砂のアクアトープ #聖地巡礼

引用元:ヒロ@戦慄のアニオタ@hiro_senritu

今日は沖縄ちほーはよく晴れて、海も空も青かった!

「白い砂のアクアトープ」聖地巡礼も最高のコンディション出来たのはついてたね

引用元:りろ@LilroRali

白い砂のアクアトープの聖地は沖縄県なので、旅行がてら訪れる人が多いようですね。

実際にモデルとなった場所は、作中と比較してもかなり似ているため、興奮度も高い傾向にあります!

自然が豊かな沖縄を感じながら、好きなアニメの聖地を巡れる最高のロケーションです。

まとめ

沖縄県でしか体験できない工芸品作りや、地域の色が見える伝統芸能、特産品を使った郷土料理など魅力が詰まっているのが南城市です。

白い砂のアクアトープの聖地はたくさんあり、沖縄県南城市を堪能しながら巡れるので、旅行がてら聖地巡礼するのもおすすめですね。

エイサーなどのお祭りも迫力満点なので、夏の恒例行事があるタイミングで訪れるといいでしょう。

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