サマーウォーズの聖地と伝統工芸品|アニメ八十八箇所巡り【霊場六】

サマーウォーズ聖地巡礼

アニメ八十八箇所巡り・六か所目の霊場は、細田守監督の代表作「サマーウォーズ」の舞台となった長野県上田市をクローズアップしてお届けします。

アニメ八十八箇所巡りとは

「アニメ」や「漫画」は世界的に大人気で、ジャパニーズカルチャーをけん引する存在となっています。

現在の日本文化の象徴である「アニメ」と、古来からの日本の文化である伝統工芸品をなんとか融合できないかと考えたのが、この「アニメ八十八箇所巡り」です。

お遍路巡りになぞらえて、日本各地のアニメの聖地とその地域に伝わる伝統工芸品を紹介していきます。

目次

サマーウォーズのあらすじ

出典元:Filmarks映画情報

サマーウォーズは、マッドハウス制作の日本のアニメ映画。

細田守の初の長編オリジナル作品で、脚本の奥寺佐渡子、キャラクターデザインの貞本義行など、「時をかける少女」のスタッフが多く携わっている大ヒット映画です。

インターネット上の仮想世界とリンクする世界が舞台となっており、現実世界でサイバーテロに団結して立ち向かう家族の絆にも胸が熱くなる、夏の風物詩とも言える作品の1つですね。

映画を見たことがない人でも、主人公の「よろしくお願いしまあああす!!」というセリフは聞いたことがあるのではないでしょうか?

近未来でインターネット世界が急成長し、仮想世界が普及しているワクワク感を味わいながらも、どこか懐かしさを感じられる田舎の風景や作画も、サマーウォーズを何度も見たくなってしまう理由と言えます。

パソコンや携帯電話から接続することができる「仮想空間OZ」が普及しており、自分のアバターを操ってショッピングやゲームだけでなく、納税や行政手続きなどの様々なサービスを利用できる便利な世界。

高校2年生の主人公・小磯健二は、憧れの先輩・篠原夏希に「婚約者のふりをする」バイトに誘われ、長野県上田市にある夏希の実家を訪れます。

集まった親族の多さに圧倒されながら過ごす健二の携帯電話に、数字の羅列が書かれた謎のメールが届き、数学が得意な健二は暗号を解き回答してしまいます。

すると、仮想空間OZが人工知能「ラブマシーン」に乗っ取られてしまい、世界中が大混乱に。さらに、「ラブマシーン」は小惑星探査機を核施設に落とそうと画策していることが発覚。

現実世界での平和を取り戻すために、奮闘する健二と夏希の家族たちの運命は…

あらすじ

今回は、サマーウォーズのモデルとなった長野県上田市の紹介と、上田市の伝統工芸や郷土芸能を紹介していきます。

【聖地巡礼】サマーウォーズに登場する長野県上田市の場所は?

サマーウォーズの聖地は長野県上田市です。

アニメにも登場するシーンの場所は、聖地とされているので紹介していきます。

  • サマーウォーズの聖地1:上田城跡公園
  • サマーウォーズの聖地2:眞田神社
  • サマーウォーズの聖地3:上田駅(上田電鉄)
  • サマーウォーズの聖地4:砥石・米山城跡

それぞれの描かれたシーンとストーリーを踏まえ聖地について解説していきますね。

サマーウォーズの聖地1:上田城跡公園

出典元:サマーウォーズの里・信州上田【公式】

上田城の東虎口櫓門(ひがしこぐち・やぐらもん)は陣内家の門のモデルになったとされています。

陣内家の大黒柱である篠原夏希の曾祖母、栄おばあちゃんは、室町時代から続く戦国一家です。

この栄おばあちゃんのお屋敷の門は、真田一族の居城上田城の東虎口櫓門(ひがしこぐちやぐらもん)とそっくりですね。

真田昌幸によって築城された上田城は、第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として知られています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次